同じミスをしても、あの人は笑って許されて、自分だけ強く言われる。
ほかの人には丁寧なのに、自分には素っ気ない。声をかけても、返事が短い。
職場で、なぜか自分だけ扱いが違う。そんな経験はありませんか。
まず、あなたの気のせいではないかもしれません
「考えすぎかな」と思う人も多いと思います。
でも、人によって態度を変える人は、実際にいます。 気に入った人には甘く、そうでない人には厳しい。それは、残念ながら珍しいことではありません。
感じているなら、それはひとつの事実です。 自分の感覚を否定しなくて大丈夫です。
差をつけるのは、相手の問題です
そして、これをはっきり伝えたいです。
対応に差をつけるのは、あなたが劣っているからではありません。
- 相手の好き嫌い
- 自分と似ている人を好む
- 言いやすい人に強く出る
- 機嫌や都合で態度が変わる
どれも、相手側の事情です。あなたの能力や人柄で決まっているわけではありません。
自分を守るために、できること
① 記録を残す
いつ、誰に、どんな対応をされたか。日付と内容をメモしておくだけで構いません。あとで相談する時に、感情ではなく事実で話せます。記録の残し方は、別の記事に詳しく書きました。
② 業務のやりとりは、文字で残す
口頭だと「言った言わない」になりがちです。大事な連絡はチャットやメールで。 自分だけ情報が来ない、ということも防ぎやすくなります。
③ 味方を一人作る
同じ職場の人でも、別の部署の人でも構いません。状況を分かってくれる人がいるだけで、気持ちがずいぶん違います。
④ 期待しすぎない
相手に「公平にしてほしい」と期待し続けると、そのたびに傷つきます。この人はこういう人、と線を引いておくほうが、心は守れます。苦手な人と同じ空間がしんどい時のことは、こちらにまとめました。
我慢しなくていい場合もあります
差の付け方が、明らかに行き過ぎていることもあります。
- 自分だけ仕事を回してもらえない、または押しつけられる
- 人前で繰り返し責められる
- 無視される、仲間外れにされる
こういう状態は、ハラスメントにあたる可能性があります。記録を持って、社内の相談窓口や信頼できる上司に相談してください。外部の労働相談の窓口で話を聞いてもらうこともできます。
評価されにくさにつながっているなら
扱いの差が、評価や昇給にまで影響していることもあります。
見えにくいところで頑張っていても、それが伝わらない。そういう時のことは、別の記事にも書きました。
そして、どれだけ工夫しても変わらないなら、あなたが正当に扱われる場所は、ほかにもあります。 転職という選択肢について正直にまとめた記事も、よければどうぞ。
最後に
自分だけ扱いが違うのは、つらいことです。そして、とても理不尽です。
でも、それはあなたの価値を決めるものではありません。 相手の物差しで、自分を測らなくていいんです。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。不公平な人とは、いちばん遠い距離で。

