勇気を出して、辞めることを伝えた。
それなのに、次の日から空気が変わった。挨拶が素っ気ない。話しかけても返事が短い。急に仕事を押しつけられる、あるいは逆に何も回ってこない。
辞める日まで、まだ何週間もある。そんな状態で、毎日出勤するのはしんどいですよね。
態度が変わるのは、珍しいことではありません
まず、知っておいてほしいことがあります。
退職を伝えたあと、周りの態度が変わるのは、よくあることです。
理由はいろいろです。
- 裏切られたように感じている
- 自分の仕事が増えることへの不安や不満
- 引き止めがうまくいかなかった気まずさ
- どう接していいか分からない
どれも、相手側の気持ちの問題です。あなたが何か悪いことをしたわけではありません。
辞めることは、悪いことではありません
ここは、はっきり書いておきます。
仕事を辞めるのは、働く人の当たり前の選択です。誰かに許可をもらうものではありません。
それなのに冷たくされると、「自分が悪いことをしたのかな」と思ってしまいます。でも、辞めると決めたあなたの判断は、間違っていません。 引き止められて気持ちが揺らぐ時のことは、別の記事にも書きました。
残りの期間を、乗り切るために
① 終わりの日を、数える
カレンダーに最終日の印をつけて、あと何日かを数える。終わりが見えるだけで、気持ちはずいぶん楽になります。
② やるべきことだけ、やる
周りの機嫌を取ろうとしなくて大丈夫です。自分の担当の仕事と、引き継ぎ。 それだけをきちんとやれば十分です。
③ 引き継ぎは、文字で残す
口頭だけだと「聞いていない」と言われることがあります。手順やメモを、文書やチャットで残しておく。 あとで困らないための、自分を守る方法です。
④ 味方を一人、見つけておく
全員が冷たいわけではないはずです。普通に接してくれる人と、少し言葉を交わすだけでも気持ちが違います。
有給が残っているなら
残りの日数がしんどい時は、有給を使って出勤日を減らすのもひとつの方法です。有給を消化して辞めたい時の伝え方は、こちらの記事にまとめました。
行き過ぎている場合は、我慢しなくていい
態度が冷たい、を超えて、
- 明らかな嫌がらせや、人前での暴言がある
- 「辞めさせない」と言われる
- 損害賠償などをちらつかせて脅される
こういう状態は、普通ではありません。日付と内容を記録して、社内の相談窓口や、外部の労働相談の窓口に相談してください。退職の時期については、就業規則も一度確認しておくと安心です。
そして、どうしても出社するのがつらいなら、退職代行という手段もあります。退職代行について正直にまとめた記事も、よければどうぞ。
退職を伝える時の言い方は、こちらにも書いています。
最後に
退職を伝えたあとの冷たい空気は、本当にこたえます。でも、それはあなたが間違ったからではありません。
あと少し。終わりの日を数えて、やるべきことだけやって、静かに次の場所へ向かってください。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。辞める職場とも、最後はちょうどいい距離で。

