そろそろ、あの案内が回ってくる季節です。
日程調整のメール。参加するかどうかのチェック欄。——見た瞬間に、気が重くなる。
行きたくない。でも、断ったら角が立ちそう。そんな方へ書きます。
行きたくないのは、付き合いが悪いからではありません
まず、理由を整理してみます。
お金がかかる。 年末は出費が重なります。数千円でも、正直つらい時期です。
時間が長い。 二次会まで入れると、半日近く拘束されます。
気を使う。 席順、お酌、話題。仕事の延長でしかないのに、休みの時間が削られます。
体力を持っていかれる。 翌日まで疲れが残ることもあります。
どれも、まっとうな理由です。わがままではありません。
職場の飲み会が苦手な時のことは、別の記事にも書きました。
断り方は、短いほどうまくいきます
理由を長く説明するほど、嘘っぽく聞こえます。短く、はっきり、申し訳なさそうに。 これが基本です。
「その日は先約があって、すみません」
「年末は予定が立て込んでいて、今回は失礼します」
「体調を考えて、今年は見送らせてください」
「なぜ」を細かく説明しない。 聞かれても「ちょっと外せない用事で」で十分です。
早めに伝えるほど、角が立ちません
これは効きます。
日程が決まる前、幹事が動き出した早い段階で伝える。
人数が確定したあとに断ると、キャンセル料や席の調整が発生して、迷惑がかかります。早く言うほど、ただの「不参加」で済みます。
全部断らなくてもいい
もし関係を気にするなら、一次会だけ出て、二次会は帰るという形もあります。
「今日は一次会で失礼しますね」
最初に宣言しておくと、帰りやすくなります。途中で抜けるより、先に言っておくほうがずっと楽です。
断ったあとが気になる方へ
「行かなかったことを、後で言われないかな」
気になりますよね。でも、あなたが思っているほど、周りは覚えていません。
年が明ければ、誰が来て誰が来なかったかなんて、ほとんどの人は忘れています。気にしているのは、たいてい自分だけです。
誘いを断ったあとに気まずくなってしまう時のことは、こちらの記事にまとめました。
出ると決めたなら、逃げ道を用意する
参加する場合も、最初から終電まで、と決めなくて大丈夫です。
- 帰る時間を、先に決めておく
- お酒を勧められた時の断り方を用意しておく(「明日早いので」)
- 苦手な人の近くに座らない
自分の逃げ道を持っておくだけで、当日の気持ちがまったく違います。 苦手な人と同じ空間がしんどい時のことも、別の記事に書きました。
最後に
忘年会に行きたくないのは、あなたが協調性に欠けるからではありません。大事な時間とお金を、どう使うかを考えているだけです。
行くなら、逃げ道を用意して。行かないなら、早めに、短く伝えて。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。年末の予定にも、ちょうどいい距離で。

