自分のミスではないのに、なぜか自分が謝っている。
「そう言いましたよね」と言われて、記憶と違うのに言い返せない。あとから、悔しさだけが残る。
理不尽なことですが、職場では起こります。この記事では、その時の身の守り方について書きます。
その場で言い返せなくても、あなたは悪くない
まず、これを伝えたいです。
とっさに反論できないのは、普通のことです。
相手のほうが立場が上だったり、周りに人がいたり。言い返せば空気が悪くなると分かっているから、飲み込む。それは弱さではなく、判断です。
ただ、何度も続くなら、飲み込むだけでは削られていきます。
いちばん効くのは、記録です
感情ではなく、事実で身を守るのがいちばん現実的です。
メールやチャットに残す
口頭で指示を受けたら、こう返しておきます。
先ほどの件、Aの方法で進めます。認識が違っていたら教えてください。
これだけで、何を指示されたかが残ります。相手を疑っているのではなく、確認の形なので角も立ちません。
自分用のメモを取る
日付、時間、誰に何を言われたか。短くて構いません。
「言った言わない」になった時、記録がある人のほうが強いです。そして何より、自分の記憶を疑わずに済みます。
報連相が怖い時の伝え方は、別の記事にも書きました。
謝る範囲を、自分で決める
理不尽な場面でも、その場を収めるために謝ることはあります。それ自体は悪いことではありません。
ただ、心の中で線を引いておいてください。
- 自分の手順に足りない部分があった → 直す
- 情報が来ていなかった → 自分の能力の問題ではない
全部を引き受けると、自信が削れていきます。ミスを引きずってしまう時のことは、こちらの記事に書きました。
味方を、一人作っておく
同じ部署の人でも、別の上司でも構いません。状況を知っている人が一人いるだけで、立場がまったく違います。
「あの時、私はこう聞いていました」と言ってくれる人がいるかどうか。それが、後から効いてきます。
それが日常なら、環境の問題です
一度や二度ではなく、責任を押しつけるのが当たり前になっている職場もあります。
そこで働き続けると、少しずつ「自分が悪いのかもしれない」と思うようになります。それがいちばん危ないところです。
説明もなく押さえつけられる相手のことは、別の記事に書きました。そして、環境を変えるという選択肢についても、正直にまとめています。
最後に
ミスを人のせいにする人は、どこにでもいます。あなたが下に見られているからでも、頼りないからでもありません。
記録を残して、線を引いて、味方を作る。それだけで、守れるものがあります。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。理不尽とも、距離を取っていい。
