本当は違うと思っても、つい「そうですね」と笑ってしまう。
行きたくない場所にも、「いいよ」とついて行く。食べたいものも、相手に合わせて決める。
そして家に帰ると、ぐったり。そんな毎日になっていませんか。
合わせられるのは、やさしさです
まず、これを伝えたいです。
人に合わせられるのは、場の空気を大切にできるやさしさです。
相手が気持ちよく過ごせるように、自分が一歩引く。それは、誰にでもできることではありません。
ただ、合わせ続けると、自分の気持ちが分からなくなってしまうんです。
なぜ、合わせすぎてしまうのか
- 嫌われたくない
- その場の空気を壊したくない
- 自分の意見に自信がない
- 合わせるほうが、とりあえず楽
どれも、自分を守るために身についたものです。嫌われたくない気持ちが強い時のことは、別の記事にも書きました。
合わせすぎると、こうなります
- 何がしたいか聞かれても、答えられない
- 人と会ったあと、ひとりになると疲れが出る
- 「本当はどうしたかったんだろう」と、あとから考えてしまう
人といると疲れてしまう方は、こちらの記事もどうぞ。
少しずつ、自分を出す練習
いきなり意見をはっきり言うのは、むずかしいですよね。だから、小さいところからで大丈夫です。
① 「考えておきます」で、すぐに決めない
その場で「いいよ」と言う前に、一度持ち帰る。それだけで、自分の気持ちを確かめる時間ができます。
② 小さなことから、自分で選ぶ
お昼ごはん、飲み物、帰る時間。どうでもいいことから、自分で選ぶ。それが、自分の気持ちを取り戻す練習になります。
③ 「私は〜かな」と、やわらかく言う
「私はこっちのほうがいいかな」
意見ではなく、好みとして伝えると、角が立ちにくくなります。
④ 全員に合わせなくていい
職場の人、友達、家族。全員に同じように合わせる必要はありません。 合わせる相手と、そうでない相手を、少しずつ選んでいいんです。
合わせなくても、嫌われません
「合わせないと嫌われる」と思うかもしれません。
でも実際は、少し自分を出したくらいで離れていく関係は、多くありません。 むしろ、「この人はこう思うんだ」と分かると、相手も安心することがあります。
頼られすぎて疲れてしまう時のことも、別の記事に書いています。
最後に
人に合わせられるのは、あなたのやさしさです。でも、自分の気持ちも、同じくらい大切です。
全部に合わせなくていい。今日は、ひとつだけ自分で選んでみてください。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。合わせることとも、ちょうどいい距離で。

