仕事そのものは、そこまで嫌いじゃない。でも、職場の「人」に疲れ果てている。
朝、職場に向かいながら考えているのは、今日の仕事内容ではなく「あの人、今日はどんな機嫌だろう」だったりしませんか。
私も、ずっとそうでした。この記事では、職場の人間関係に疲れ切っていた私が、心をすり減らさないために少しずつ身につけた「距離の取り方」を、まとめてお話しします。
仕事より、「人」がつらかった
私の場合、消耗の原因は業務そのものではなく、いつも「人」でした。
- 誰かの機嫌ひとつで、職場の空気が変わる。いつも顔色をうかがってしまう
- 説明を求めても、まともに取り合ってもらえない理不尽
- まわりに気を使いすぎて、夕方にはへとへと
家に帰っても、職場の人の顔が頭に浮かぶ。日曜の夜になると、「明日からまたあの人たちと…」と気が重くなる。そして、いちばん苦しかったのは、「うまくやれない私が悪いのかな」と、自分を責めていたことです。
もし今のあなたが同じ状態なら、最初に伝えたいことがあります。あなたは、悪くありません。そして、「仕事より人がつらい」は甘えではありません。退職理由の調査でも、人間関係はいつも上位の常連です。それだけ多くの人が、同じことで苦しんでいるということです。
心をすり減らさない、4つの距離の取り方
① 職場は「仕事をする場所」と割り切る
全員と仲良くなる必要は、ありません。雑談の輪に入れなくても、仕事をきちんとやっていれば、信頼はちゃんと積み上がります。私はこう割り切ってから、ずいぶん楽になりました。職場で孤立を感じている方は、詳しく書いた記事があります。
② 相手の機嫌は、相手の問題
機嫌が悪い人がいると、「私、何かしたかな」と考えてしまいますよね。でも、機嫌はその人自身の問題で、あなたのせいではありません。天気みたいなものだと思って、雨の日に傘をさすように、そっと距離を取っていい。人の機嫌に振り回されやすい方は、こちらの記事もどうぞ。
③ 「いい人」を、少しだけやめる
頼まれたら断れない。話を振られたら全力で合わせる。そんな優しさは素敵な才能ですが、使いすぎると自分がすり減ります。心の中に「ここから先は入らないで」という境界線を引いていい。気を使いすぎて疲れてしまう方に向けた記事も書いています。
④ 理不尽は、真に受けない。我慢し続けない
理不尽な扱いは、受けた側が「自分が悪いのかも」と思ってしまいがちです。でも、理不尽は相手の問題。事実をメモする、信頼できる人に相談する。一人で抱えないでください。理不尽な上司への対処は、私の実体験を詳しく書いた記事があります。
それでも消耗が続くなら、環境を変えていい
4つ試しても、毎日すり減っていくなら、原因はあなたではなく、環境のほうかもしれません。
私は実際に、つらかった職場を離れました。今は次の職場に向けて準備をしています。離れてみて分かったのは、「我慢し続けることだけが正解じゃなかった」ということです。転職という選択肢についても、正直に書いた記事があります。急がなくていいので、「道はある」とだけ覚えておいてください。
誰にも言えないくらい、疲れてしまったら
職場の人間関係の悩みは、身近な人にほど話しにくいものです。心配をかけたくないし、愚痴っぽくなるのも嫌で、結局一人で抱えてしまう。
そんな時は、利害関係のない第三者に話を聞いてもらうという方法もあります。オンラインカウンセリングについて正直にまとめた記事も、よければどうぞ。
人間関係を理由に職場を離れることを考え始めたら、こちらの記事も読んでみてください。
最後に
職場の人間関係は、あなたの人生の全部ではありません。あの人たちに、あなたの毎日の気分も、帰り道も、日曜の夜も、明け渡さなくていいんです。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。あなたの日常が、少しでも軽くなりますように。


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