理不尽な上司に限界を感じたら。心をすり減らさないために私が決めたこと

働き方・職場

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機嫌しだいで、言うことや態度がコロコロ変わる。自分の不機嫌を、八つ当たりでぶつけてくる。自分のミスは認めず、人のせいにする。できない量や、矛盾した指示を平気で出す。

そして時々、これを全部「合わせ技」でやってくる上司もいますよね。正直に言うと、私はそういう人が、本当に苦手でした。

理不尽な上司のもとにいると、いつも顔色をうかがって、萎縮して言いたいことも言えなくなる。この記事では、そんな上司に心をすり減らさないために、私が決めたことをお話しします。

私が経験した、理不尽な現場のこと

少しだけ、私の話をさせてください。

以前働いていた職場で、私はこんな経験をしました。分からないことを質問しても、まともに取り合ってもらえない。作業の途中で、理由も告げられず呼び出される。同じことをしても、その日の機嫌によって、対応がまったく違う。

いちばんつらかったのは、「私が悪いのかな」と、自分を疑い始めてしまったことです。理不尽な扱いを受け続けると、人は少しずつ、自分の感覚を信じられなくなっていきます。

でも、後から分かったんです。同じ上司に、同じ思いをしていた人が、他にもいたこと。つまり、私のせいじゃなかった。あなたが今、「自分が悪いのかも」と思っているなら、まず、その可能性を疑ってみてください。

「自分が悪いのかも」と、抱え込んでいた

理不尽な人のそばにいると、不思議と「自分が悪いのかな」と思えてきます。

私もそうでした。真面目に、上司の言葉をぜんぶ正面から受け止めて、「もっとちゃんとしなきゃ」と自分を責める。立場上、言い返すこともできず、毎日顔を合わせるしかなくて、逃げ場がないように感じていました。

でも、あるとき気づいたんです。振り回されて消耗しているのは、私が“まじめに受け止めすぎている”からでもある、と。そこから、付き合い方を変えていきました。

ただ、すべての上司が理不尽なわけじゃない

その前に、ひとつ言っておきたいことがあります。すべての上司が理不尽なわけではありません。

親身になってくれる上司もいるし、その人だって、さらに上の立場から潰されて、苦しんでいることもある。組織の「縦のつながり」の中では、上司もまた、板挟みの一人の人間なんですよね。

だからこの記事は、あくまで「理不尽さで、あなたの心をすり減らしてくる相手」に限った話。すべての上司を悪者にしたいわけではありません。その上で、自分を守る方法をお伝えします。

心をすり減らさないための、4つのこと

① 「理不尽は、相手の問題」と割り切る

一番大きかったのは、これです。

上司が理不尽なのは、その人自身の余裕のなさや未熟さの問題であって、あなたの価値とは関係ありません。「私がダメだから」ではなく、「この人が、そういう人だから」。そう切り分けるだけで、抱え込む重さがずいぶん軽くなります。

② 真に受けず、受け流す

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感情的な言葉や八つ当たりを、いちいち真正面から受け止めると、心がもちません。

だから、受け止めずに受け流す。心の中で「あ、今日も荒れてるな」とだけ思って、淡々と必要なことだけ対応する。まともに取り合わないのは、冷たさではなく、自分を守るための技術です。

③ 期待しない。必要最低限の関わりにする

「わかってほしい」「認めてほしい」と期待するほど、裏切られて傷つきます。

「この人はこういう人」と最初から期待しない。仕事と感情を切り離して、必要なやり取りだけにとどめる。無理に好かれようとも、わかり合おうともしない。それくらいの距離が、ちょうどいいんです。

④ どうしても無理なら、離れる選択肢を持つ

そして、これだけは伝えたい。我慢し続けることだけが、答えではありません。

工夫してもつらすぎるなら、部署の異動を願い出る、上の人や相談窓口に頼る、そして時には転職で環境ごと変える、それも立派な選択です。理不尽な人のために、あなたが心や体を壊す必要は、まったくありません。

一人で抱える前に、やってほしいこと

私の実体験から、具体的に効いたことを2つだけ。

まず、事実をメモしておくこと。 いつ、何を言われたか、どう対応されたか。書き出すと、感情と事実が整理されて、「私の受け取り方の問題なのか、相手の問題なのか」が見えやすくなります。誰かに相談する時の材料にもなります。

そして、信頼できる別の人に話すこと。 私は、別の上司に思い切って相談しました。すると、「実は他からも同じ声がある」と分かったんです。一人で抱えていたら、ずっと自分を責め続けていたと思います。職場に話せる人がいなければ、家族や友人、派遣の方なら派遣会社の担当さんでも。とにかく、一人で抱え込まないでください。

最後に、理不尽に耐えているあなたへ

もう一度言います。理不尽なのは、あなたのせいではありません。

上司の言葉を真に受けて、自分を責めないでください。あなたは、おかしな状況の中で、よくがんばっています。

我慢し続けなくていい。逃げても、離れてもいい。仕事より何より、あなたの心と健康が、一番大事です。

ここまで読んだあなたへ、次の一歩

理不尽な上司の下で、限界まで我慢する必要はありません。工夫しても変わらないなら、環境を変えるという道もあります。

「もう無理かも」と感じているなら、転職という選択肢について書いた記事も、読んでみてください。すぐ動かなくても、「いざとなったら道がある」と知るだけで、心は少し軽くなります。

人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。あなたが、理不尽から自分を守れますように。

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