仕事が続かない自分が嫌なあなたへ。それは「根性」の問題じゃない

働き方・職場

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また辞めてしまった。気づけば、短い期間で職場が変わっている。周りは同じところで何年も働いているのに、私はどうして続かないんだろう。

そんなふうに、自分を責めていませんか。

私も、職場を転々としてきました。この記事では、「続かない自分」を長く嫌ってきた私が、少しだけ考え方を変えられた話をします。

続かない自分が、ずっと嫌でした

私の中には、こんな声がありました。

  • また短い期間で辞めてしまった。私は何をやっても続かない
  • 周りは長く働いているのに、自分だけが落ち着かない
  • 根性がない。甘い。忍耐力が足りない
  • 履歴書や面接で経歴を説明するのが、毎回つらい

特に最後のもの。増えていく経歴を見るたびに、「これを人にどう説明するんだろう」と気が重くなりました。

でも、正直に言うと、私は毎回、悩んでいました

ここで、ひとつ正直に書いておきたいことがあります。

私は、辞めるのが得意な人間ではありません。むしろ逆です。「辞めます」の一言が言い出せなくて、何日も何ヶ月も悩みました。職場に迷惑がかかると思って、担当者に申し訳ないと思って、そのたびに言えないまま時間が過ぎていく。引き止められれば、心が揺れました。

退職を言い出せない気持ちについては、別の記事に詳しく書いています。

つまり、軽い気持ちで辞めてきたわけではないんです。 毎回、限界まで悩んで、それでも離れる選択をしてきた。

だからこそ、思うんです。続かなかったのは、根性がなかったからじゃない。合わなかった場所が、続けて起きただけなんだと。

「続かない」を、少し違う角度から見てみる

① 続かないのは、「根性」の問題じゃない

「続けられないのは、自分が弱いから」そう思い込んでいませんか。でも、続くかどうかを決めるのは、根性だけではありません。

職場の人間関係、業務量、労働時間、その仕事との相性、体調。条件が違えば、同じ人でも結果はまったく変わります。 実際、同じ職場で辞めていく人が続くとしたら、それは個人の根性の話ではないですよね。

あなたが3年続かなかった職場に、10年いる人がいたとしても、それは優劣ではなく、その人にはたまたま合っていたというだけのことです。

② 正直に言うと、私には「飽き性」なところもあります

きれいごとだけ書きたくないので、これも書いておきます。

私は、いろいろな仕事をやってみたいと思うタイプです。それは、見方によっては「飽き性」という欠点かもしれません。実際、自分でもそう思うことがあります。

でも、それも自分の一部です。無理に直そうとするより、「私はそういう人間なんだ」と認めるほうが、ずっと楽になりました。

新しいことをやってみたいと思う気持ちは、悪いことではありません。 好奇心を持てるのは、むしろ力です。嫌いな自分の一部との付き合い方については、こちらにも書いています。

③ 合わない場所に居続けるほうが、リスクが大きい

「石の上にも三年」と言われます。でも、その三年で心や体を壊してしまったら、失うもののほうがずっと大きい。

我慢して残ったことで得られるものと、削られていく健康を天秤にかけたら、答えははっきりしています。あなたの心と体は、我慢の代償にしていいものではありません。 離れる決断は、逃げではなく、自分を守る判断です。

④ 短くても、そこで得たものはゼロじゃない

「たった数ヶ月では、何も身についていない」そんなことはありません。

新しい環境に飛び込む力。覚えの早さ。いろいろな職場を見てきたからこそ分かる、良い職場・つらい職場の違い。転々としてきた人にしかない視点が、ちゃんとあります。

短い経験でも、あなたの中には確実に何かが残っています。それを「無駄だった」と切り捨てないであげてください。

⑤ 「自分を直す」より、「続けられる環境」を探す

これが、いちばん伝えたいことです。

続かない自分を直そうとすると、苦しくなるばかりです。だから、視点を変えてみてください。

「私はどんな環境なら続けられるんだろう?」

人間関係が穏やかな職場。無理のない勤務時間。自分に合った仕事内容。今までの「続かなかった場所」を思い返すと、共通する”合わなかった条件”が見えてくるはずです。それが分かれば、次に選ぶ時の基準になります。

自分を変えようとするより、合う場所を探すほうが、ずっと現実的で、ずっと自分に優しい。

経歴の説明が苦しい時は

転職の面接で、経歴をどう説明するか。これは私もいちばん悩んだところです。

ポイントは、嘘はつかない。でも、必要以上に自分を下げないこと。事実を伝えて、「その経験で分かったこと」と「これからどうしたいか」を短く添える。それで十分です。面接が怖い時の考え方は、別の記事にまとめました。

一人で準備するのがつらければ、転職エージェントを頼るのも手です。経歴の伝え方を一緒に整理してもらえますし、相談は無料のところがほとんどです。転職という選択肢について正直に書いた記事も、よければどうぞ。

最後に

続かない自分を、責めなくていいんです。あなたは、合わない場所から自分を守ってきただけ。

必要なのは、根性ではなく、あなたが続けられる場所です。それはきっと、まだ出会っていないだけ。

人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。仕事とも、ちょうどいい距離で付き合えますように。

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