入社して、まだ数週間。あるいは数ヶ月。
それなのに、もう辞めたい。毎朝、行きたくない。でも、「こんなに早く辞めるなんて」と思うと、誰にも言えない。
そんな状態でいませんか。この記事では、早い時期に辞めたくなった時の考え方を書きます。
「まだ早い」は、誰の基準でしょうか
まず、これを伝えたいです。
続ける長さに、正解はありません。
3年は続けるべき、最低1年は、せめて試用期間はと、いろんな声がありますが、それを言っている人は、あなたの毎日を代わってくれるわけではありません。
判断するのは、実際にそこで働いているあなたです。
早く辞めたくなるのは、たいていこの3つ
① 聞いていた話と違う
仕事内容、勤務時間、残業、人員体制。入る前の説明と、実際が食い違っている。 これは、あなたの我慢が足りないのではなく、説明のほうに問題があります。
② 人間関係が、初日から厳しい
教えてもらえない。冷たい。質問しづらい。最初の数週間でそうなら、慣れて変わる可能性は高くありません。 仕事を教えてもらえない職場のことは、別の記事にも書きました。
③ 体に出はじめている
眠れない、朝がつらい、食欲がない。体は、気持ちより早く反応します。 体調に出てきた時のことは、こちらにまとめています。
大事なのは、「慣れの問題」か「構造の問題」かを分けること
ここがいちばんの分かれ道です。
慣れの問題なら、時間で解決します。新しい環境が不安なだけ、覚えることが多くて疲れているだけ。これは、数週間から数ヶ月で楽になります。新しい環境に不安を感じる時のことは、別の記事に書きました。
構造の問題なら、時間では解決しません。人手が足りない。教える仕組みがない。条件が説明と違う。これは、あなたが慣れても変わりません。
迷ったら、こう考えてみてください。
半年後、同じことで悩んでいそうか?
「たぶん慣れている」なら、もう少し様子を見る。「たぶん同じ」なら、それは環境の問題です。
すぐ動いたほうがいい場合もあります
ただし、様子見をすすめない場合もあります。
- 心や体に、はっきり不調が出ている
- 暴言やハラスメントがある
- 労働条件が、契約と明らかに違う
この場合は、我慢する期間に意味がありません。 早く離れるほうが、回復も早いです。労働条件の食い違いについては、お住まいの地域の労働相談窓口に相談する方法もあります。
短い在籍は、経歴に響く?
正直に書きます。まったく影響しないとは言えません。 短い期間が続くと、面接で理由を聞かれることはあります。
ただ、理由を説明できれば、それで終わる話でもあります。「条件が事前の説明と違った」「体調に影響が出た」。嘘をつく必要はありません。
それに、心と体を壊してまで続けた経歴が、あなたを守ってくれるわけでもありません。
伝えるのが、いちばん怖いところ
早く辞めると決めても、言い出すのが怖いですよね。特に、入ったばかりだと余計に。
退職を伝える時の言い方は、別の記事に詳しくまとめました。就業規則で申し出の時期が決まっていることもあるので、先に確認しておくと安心です。
そして、次をどうするか迷っているなら、転職という選択肢について正直に書いた記事も、よければどうぞ。
最後に
入ったばかりで辞めたくなるのは、あなたが飽きっぽいからではありません。合わない場所に入ってしまった、というだけのこともあります。
半年後の自分を想像して、それでも同じなら、動いていい。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。仕事とも、続けられる距離で。
