夜、目が冴えて眠れない。眠っても、朝には疲れが残っている。朝、体が重くて起き上がれない。食欲がなくなったり、逆に食べすぎてしまう。
「疲れているだけかな」「気のせいかな」。そんなふうに、やり過ごしていませんか。
私にも、覚えがあります。この記事では、仕事のストレスが体に出てきた時に、知っておいてほしいことをお話しします。
私の体に出たサイン
つらい職場にいた頃、私の体にはこんなことが起きていました。
眠れない。 夜、考えても仕方ないのにひとり反省会をしてしまう。目が冴えて寝つけない。ようやく眠っても、またすぐに起きて眠れた気がしない。
朝になると反対に眠くて、起きられない。 体が重くて、布団から出たくない。
食べ方が変わる。 食欲がわかない日もあれば、逆に何か食べていないと落ち着かない日もある。
その時は「疲れているだけ」と思っていました。でも今振り返れば、あれは全部、限界が近いというサインだったのかもしれません。
体に出るのは、「気のせい」じゃありません
まず、いちばん伝えたいこと。心の疲れが体に出るのは、まったく普通のことです。
「精神的なものだから」「気の持ちようだ」そう言われたり、自分でも思ったりするかもしれません。でも、体に出ている症状は、実際に起きていることです。気のせいで片付けないでください。
そして、どんなに強い人でも、負荷が続けば体は反応します。
体は、頭より先に限界を知らせてくれる
不思議なもので、頭では「まだいける」と思っていても、体のほうが先に音を上げることがあります。
私は、頭では「まだ大丈夫、みんなやってること」と思っていました。でも、眠れなくなり、寝なきゃと思っても眠れず、朝に近づくと眠くなる、起きるのが辛くなったのが始まりでした。
体からのサインは、無視しないであげてください。 頭の判断より、体のほうが正確なことがあります。「これくらいで弱音を吐けない」と思っている人ほど、体が先に教えてくれているんです。
朝がつらくて動けない日については、別の記事にも書いています。
病院に行くのを、ためらわないで
ここは、はっきり書きます。体調の不調が続いているなら、医療機関に相談してください。
「この程度で病院に行っていいのかな」そう思う気持ちは、よく分かります。でも、軽いうちに相談したほうが、回復も早いです。 我慢して重くなってから行くほうが、ずっと大変になります。
どこに行けばいいか分からなければ、まずは内科でも大丈夫です。眠れない、食欲がない、体が重い。そう伝えれば、必要に応じて適切なところを案内してもらえます。心の不調が疑われる場合は、心療内科や精神科という選択肢もあります。
医療的なアドバイスはできなくて。 でも、「相談していい」ということだけは、はっきり伝えたいです。
環境を変えることも、立派な選択肢です
そして、もうひとつ。
体に症状が出るということは、その環境があなたに合っていないというサインでもあります。
自分を変えて耐えようとするより、原因から離れるほうが、ずっと早く楽になることがあります。私自身、つらい職場を離れる決断をしてから、症状はずいぶん軽くなりました。
もちろん、すぐには動けない事情もあると思います。でも、「いざとなったら離れられる」と知っておくだけでも、心は少し軽くなります。転職という選択肢について正直に書いた記事も、よければどうぞ。
誰かに話すことも、助けになります
体調のことを、身近な人には言いにくいこともあります。心配をかけたくない、大げさだと思われたくない、そう思って、一人で抱えてしまう。
そんな時は、仕事や職場の悩みを専門に相談できるオンラインカウンセリングという選択肢もあります。医療の代わりではありませんが、「何がつらいのか」を整理する助けにはなります。
オンラインカウンセリングについて、料金や仕組みも含めて正直にまとめた記事もあります。よければ、そちらもどうぞ。
最後に
体に出ているサインは、あなたを責めるためのものではありません。「そろそろ休んで」と、体が教えてくれているだけです。
我慢の限界を、自分で決めなくていいんです。体が先に教えてくれたなら、それを信じてあげてください。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。あなたの体が、少しでも楽になりますように。


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