相手の気持ちがわからないあなたへ。推測に疲れてしまった時の考え方

人間関係

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そっけない日と、優しい日がある。言っていることと、なんだか噛み合わない。「この人、私のことどう思ってるんだろう」気づけば、一日中それを考えている。

そんなふうに、相手の気持ちが読めなくて、疲れていませんか。

以前、電話相談で「聴く側」にいたことがあるのですが、この悩みは、本当に多い相談のひとつでした。そして私自身も、同じことでぐるぐるした経験があります。この記事では、推測から少し自由になれる考え方を、お話しします。

「わからない」が、いちばん苦しい

嫌われたとはっきり分かれば、悲しくても、諦めはつきます。好きだと言ってもらえれば、安心できる。いちばん苦しいのは、そのどちらでもない「わからない」状態です。

  • そっけない日と優しい日の波があって、そのたびに一喜一憂してしまう
  • 言葉は優しいのに、行動が伴わない。だから信じきれない
  • 好きでいてくれるのか、ただ都合がいいだけなのか、自信が持てない
  • 確かめたいのに聞けなくて、一人で推測ばかりしてしまう

答えの出ない問いを、一人で何度も考え続ける。それは、とても消耗することです。疲れて当たり前なんです。

推測から、少し自由になる4つの考え方

① 相手の気持ちは、相手にしか分からない

まず、これが大前提です。あなたがどれだけ考えても、相手の本当の気持ちは、相手にしか分かりません。

「あの返事の仕方は、冷めたのかも」「あの日は優しかったのは、なんなの?」思ってしまうことはよくあります。でも、それは全部、あなたの頭の中で組み立てた物語です。本人に確かめない限り、どこまでいっても推測でしかない。順調に育んでいる関係を、見えない不安のせいで、自分自身で壊しかけていることが誰でもあります。

だから、考えても答えが出ないものは、いったん置いていい。それは投げやりになることではなく、消耗を止めるということです。

② 言葉より、「行動」を見てみる

これは、相手を疑うという意味ではありません。あなたが楽になるための見方です。

言葉は、受け取り方でどうにでも変わります。同じ一言を、優しく感じる日もあれば、冷たく感じる日もある。だから言葉の意味を一人で解読しようとすると、いつまでも終わりません。

でも、行動は分かりやすいんです。

  • 約束を、ちゃんと守ってくれるか
  • あなたの予定や体調を、気にかけてくれるか
  • 困っている時に、どう動いてくれるか
  • 「今度ね」が、ずっと今度のままになっていないか

行動を見るのは、相手のアラを探すためではありません。推測という終わりのない作業から、自分を降ろしてあげるためです。分かりやすいものを見れば、心が振り回される回数は、ぐっと減ります。

③ 「わからない不安」を、自分の価値と結びつけない

相手の気持ちが見えないと、人はつい「私に魅力がないから?」「何か悪いことをした?」と、自分に原因を探し始めます。

でも、相手が気持ちを見せない理由は、たいてい本人側にあります。もともと表現が苦手な人。今、自分のことで手一杯な人。まだ気持ちが定まっていない人。

どれも、あなたの価値とは関係がありません。

あなたも同じように、心が忙しい時もあると思うんです。だから、お互いの分かりにくさを、自分や相手の減点には、しないでください。

④ さっぱり聞いてしまっても、いい

一人で推理して、勝手に落ち込んで、また推理して、その時間を何日も過ごすくらいなら、思いきって聞いてしまうのも、ひとつの方法です。

重く問い詰める必要はありません。「最近どうかな、って気になって」くらいの、軽い聞き方でいい。それで気まずくなってしまう関係なら、残念だけど、そういう距離感が少しあるかもしれない。

「最近どうかな?」という一言が、相手にとっては、「覚えていてくれたんだ」「気にかけてくれていたんだ」と感じられる、やさしいきっかけになることもあります。

素直に関係を大切にしていきたいと思うと、不器用でも伝わるように言葉を考えます。ただ、言葉の受け取りかた次第で大きく揺らぐのも事実です。

でも本当は、さっぱり聞ける関係のほうが、ずっと楽ですし、健やかです。本音を伝えるのが怖いと感じる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

それでも、夜になると考えてしまう

頭では分かっていても、一人になると、また同じことを考えてしまう。そんな日もありますよね。連絡が来ない時の心細さについては、別の記事にも書いています。相手にどう思われているか気になって仕方ない時のことも、別にまとめました

そして、気持ちの整理がどうしてもつかない時は、私情を挟まない見方をしてくれる、第三者に話してみるのも、ひとつの方法です。

「相手の気持ちが知りたい」は、占いやお悩み相談の世界でも、いちばん多い相談です。ただ、私がおすすめしたいのは「相手の本心を当ててもらう」使い方ではありません。

話しながら、自分の気持ちを整理する使い方です。

話しているうちに、「私は本当は、こうしてほしかったんだ」と気づくことが、本当に多いんです。占い・お悩み相談について正直にまとめた記事も、よければどうぞ。

最後に

相手の気持ちは、あなたには決められません。でも、その「わからなさ」に、どれだけの時間を明け渡すかは、あなたが決められます。

推測に使っていた時間を、少しだけ、自分のために。分からないことを抱えたままでも、あなたの大切な時間は、進んでいきます。

人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。あなたの毎日が、幸せでありますように。

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