職場でプライベートに踏み込んでくる人がしんどいあなたへ。かわし方と、距離の取り方

人間関係

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なぜか、私より私のことを知っている人がいる。

会って間もない人でも、「あなたってこうだよね」と言い切ってくる。聞いてもいないのに、私の性格を分析して教えてくれる。休みの日に何をしているか、家族はどうしているか、次々と質問してくる。

悪い人ではないんです。むしろ、明るくて、面倒見がよくて、みんなに好かれている。だからこそ、しんどい。

そんな相手に、心当たりはありませんか。この記事では、距離が近すぎる人との付き合い方について書きます。

「あなたって、こうだよね」がしんどい理由

こういう言葉を言われた時、なぜモヤモヤするのか。

それは、自分の内側を、自分以外の人が決めているからです。

「〇〇さんって、〇〇だよね」とか「〇〇なんだよ」。

言っている本人は、たいてい褒めているつもり、親しみを込めているつもりです。悪意はないと思っている。

でも、言われたほうは「そんなに簡単にまとめないで」と嫌悪を感じてしまう。

自分でも整理しきれていない私のことを、数回会っただけの人に断言される。その落差が、しんどさの正体だと思います。

なぜ、あの人たちは言い切れるのか

不思議に思ったことはありませんか。「どうしてそんなに自信を持って決めつけられるんだろう」と。

たぶん、こういうことです。

自分の物差しで見ている。 人は、自分が知っている型に相手を当てはめて理解しようとします。それが早い方法だからです。でも、私のことを「知ってる」雰囲気にしてしまうことに、少し抵抗したくなります。

言い切ることが、親しさの表現だと思っている。 「あなたのことは分かってるよ」というメッセージ。

単純に、そういう性格。 断定的に話す人は、相手が誰であっても断定的に話します。あなただからではありません。

あなたに関心があるようで、実はそこまで深く見ていないことが多いんです。悲しい話でもありますが、そう考えると少し楽になります。

否定したくなる。でも、その場で言い返さなくていい

「違います」と言いたくなる時、ありますよね。私はしょっちゅうあります。

でも、その場で訂正しても、たいていうまくいきません。

こういう人は、自分の見立てに自信を持っています。否定すると、さらに深掘りしてくる。

訂正が、会話を長引かせるだけになってしまうんです。

なので、心の中で否定して、口では受け流す。 これがいちばん省エネです。

私が実際に使っている返し方

角を立てずにかわす方法を、いくつか。

① まず、感謝の形にする

これが、いちばん効きます。

「そう見えるんですね、ありがとうございます」
「そんなふうに気にかけてくださって、うれしいです」

否定も肯定もしていません。 でも相手は「受け入れられた」と感じて、そこで満足します。

心の中では「いや、違うけどね」と思っていて構いません。それは嘘ではなく、自分を守るための工夫です。

② 質問には、全部答えなくていい

休日のこと、家族のこと、恋愛のこと。答える義務は、ありません。

  • 「まあ、ぼちぼちですね」
  • 「そんな面白い話がないんですよ」
  • 「〇〇さんはどうなんですか?」(質問を質問で返す)

特に「質問を質問で返す」は強力です。話したい人は、自分の話を聞いてもらいたいってこともあるんです。

③ 曖昧にするのも大切、笑って終わらせることも

「そうかもしれないですね」と、そこで会話を切る。明確に否定しないことで、相手も追いかけづらくなります。

雑談そのものが苦手な時の考え方は、別の記事にも書きました。

相手を、悪者にしなくていい

ここは、私が大事にしていることです。

こういう人を「デリカシーがない」「失礼だな」と思うことがあります。でも、そのまま受け止めてしまうと、こちらの心も荒れちゃいます。

価値観は人それぞれです。距離が近いほうが親しいと信じている人もいる。主張は、あって構わない。

ただ、それに合わせる義務は、こちらにはないというだけです。

相手を変えようとせず、自分の側で距離を調整する。

あなたのことを、いちばんよく知っているのは、あなただから

それでも、消耗が続くなら

かわし方を覚えても、毎日となると疲れます。

一緒にいると、なぜか自分がすり減っていく。そういう相手がいるなら、こちらの記事も読んでみてください。

そして、職場の人間関係でずっと消耗しているなら、利害関係のない第三者に話してみるのもひとつです。

その場では飲み込んだ「本当は言いたかったこと」を、安全な場所で出すだけでも、ずいぶん違います。 職場の悩みに特化した相談先について正直にまとめた記事も、よければどうぞ。

最後に

あなたのことを、いちばんよく知っているのは、あなたです。

誰かに「こうだよね」と言われても、それはその人から見えた一面にすぎません。受け取らなくていいんです。

感謝の形で受け流して、心の中では自分の答えを持っておく。それで十分です。

人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。近づきすぎてくる人とも、ちょうどいい距離で。

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