何かあるたびに、「私って、本当にダメだ」と思ってしまう。失敗すれば自分を責め、人と比べては落ち込み、感情的になった自分にまで嫌気がさす。
自分のことが、どうしても好きになれない。そんなふうに、自己嫌悪でいっぱいになっていませんか。私も、ずっとそうでした。この記事では、自分を嫌ってばかりだった私が、少し楽になれた考え方をお話しします。
私も、自己嫌悪の強いタイプでした
私が自分を嫌になる瞬間は、いろいろありました。
やってしまった失敗を、何日も思い返して自分を責める。人と比べて、「自分だけダメだ」と落ち込む。過去の言動を思い出して、急に恥ずかしくなる。
そして、どうしても感情的になってしまうこともあるのですが、感情的になればなるほど、あとからの自己嫌悪が倍増するんです。「なんであんな言い方をしたんだろう」と。心のコントロールは大事だと思う一方で、うまくできない自分を、また嫌いになる。そんな悪循環の中にいました。
自己嫌悪と、少し距離を置けた考え方
① 嫌いな部分も、「自分の一部」
自分の嫌いなところを、なかったことにしようとすると、余計に苦しくなります。無理に好きになる必要はありません。
でも、「これも自分の一部だ」と、とりあえず認めてあげる。好きになれなくても、「まあ、こういうところもあるよね」と、そっと置いておく。追い出そうとするより、隣に置いておくほうが、心は楽になります。
② 「嫌い」の裏には、「こうなりたい」がある
自分を嫌いになるのは、実は「理想が高い」からです。
「もっと優しくありたい」から、優しくできなかった自分が嫌になる。「冷静でいたい」から、感情的になった自分を責める。つまり、自己嫌悪の裏には、いつも「こうなりたい」という願いが隠れているんです。それは、向上心の証拠。あなたが、ちゃんと前を向いている証なんです。
③ 完璧な人なんて、いない
自分を嫌う時、私たちは「他の人はちゃんとできているのに」と思いがちです。でも、それは違います。
どんなに素敵に見える人も、内心では嫌いな部分を抱えて生きています。人と比べて落ち込んでしまうのは、相手の「見えている部分」と、自分の「全部」を比べているから。みんな、嫌いな自分と付き合いながら、なんとかやっているんです。人と比べて落ち込んでしまう時の考え方は、別の記事にも書いています。
④ 自分にだけ、厳しすぎるのかも
もし友達が、あなたと同じ失敗をして落ち込んでいたら、あなたは「ダメな人だ」と責めますか。きっと、「大丈夫だよ」と声をかけますよね。
なのに、自分にだけは、うんと厳しい。人にかけてあげる優しい言葉を、自分にも、少しだけ向けてあげてください。
感情的になった自分も、責めないで
感情的になってしまった自分を責めるほど、心はもっと苦しくなります。責めるより、まず「そのくらい、余裕がなかったんだね」「疲れてたんだね」と、受け止めてあげてください。
自分を責めることでは、次に活かせません。でも、「どうしてそうなったんだろう」と優しく振り返ることなら、次につながります。自分を責める代わりに、自分を理解する。それだけで、自己嫌悪のループは、少しずつゆるんでいきます。
それでも、自分を嫌ってしまう時は
長年のクセは、すぐには変わりません。「また自分を責めてしまった」と思う日も、あると思います。
そんな時は、一人で抱えないでください。自分をうまく認められない時のことは、自己肯定感について書いた記事にも書いています。それでもつらい時は、利害関係のない第三者に話してみるのもひとつです。オンラインカウンセリングについて正直にまとめた記事も、よければどうぞ。
最後に
自分を嫌ってしまうあなたは、それだけ真剣に、「もっといい自分でありたい」と願っている人です。
嫌いな自分も、まるごと連れて。少しずつでいいので、自分と仲直りしていきましょう。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。まずは、自分を許すことから。


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