「どうせ私なんて」と思ってしまうあなたへ。口グセを手放す練習

心の整え方

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褒められても、「お世辞でしょ」「たまたまだよ」と打ち消してしまう。失敗すると、「やっぱり私はダメだ」と思ってしまう。人と比べては、「どうせ私なんて」とつぶやいてしまう。

その口グセ、いつから言うようになったか、覚えていますか。

私も、長いあいだ「どうせ私なんて」と一緒に生きてきました。今日は、この口グセが奪っていくものと、少しずつ手放している練習の話を書きます。

「どうせ私なんて」は、謙虚じゃない

一見、謙虚で控えめな言葉に見えますよね。でも、振り返って気づいたんです。この口グセは、私からいろんなものを、静かに奪っていました。

挑戦するチャンス。やってみたいことがあっても、「私には無理」と、始める前に諦めてきました。

素直に喜ぶ気持ち。褒め言葉も好意も、「そんなはずない」と受け取らずに、もったいないことをしてきました。

人との対等な関係。自分を下に置くクセがあると、我慢や遠慮が増えて、関係が対等じゃなくなっていく。

自分への信頼。「私はできる」と思えないから、いつも不安がそばにありました。

「どうせ私なんて」は、謙虚さではなくて、自分に毎日かけ続けている、小さな呪いなのかもしれません。

少しずつ、手放す練習

① まず、「言ってる」ことに気づく

口グセは無意識だから、止めようとしても難しい。でも、「あ、また言ってる」と気づくことなら、できます。

気づいたら、責めなくていい。「おっと、出たな」くらいで。不思議なもので、気づけるようになるだけで、口グセの力は少しずつ弱まっていきます。

② 褒め言葉は、いったん「ありがとう」で受け取る

「お世辞でしょ」と打ち消したくなっても、まず「ありがとう」と言ってみる。心が追いつかなくても、言葉だけでいい。

相手があなたに向けてくれた気持ちを、そのまま受け取る練習。それは、あなた自身を大切に扱う練習でもあります。

③ 小さな「できた」を数える

「どうせ私なんて」の裏には、「大きなことを成し遂げないと価値がない」という思い込みが隠れていたりします。

でも、本当はそうじゃない。朝起きた。ごはんを作った。今日も一日過ごした。そんな小さな「できた」を数えていくと、「何もできない私」というイメージが、少しずつ事実と違うことに気づいていきます。

④ 小さな一歩を、踏み出してみる

これは、私自身の実感です。最近、新しいことに挑戦し始めました。「私にできるかな」と不安でしたが、少しずつ形になっていくたびに、「私にも、できるんだ」が増えていったんです。

「どうせ私なんて」を消してから挑戦するんじゃなくて、小さく挑戦するから、「どうせ」が減っていく。順番は、逆でいいんだと知りました。

最後に

「どうせ私なんて」と言ってしまうのは、あなたに価値がないからじゃありません。むしろ、これまで傷ついたり、比べられたり、大切にされない経験をしてきたからこそ、自分を守るために身についた言葉なのだと思います。

だから、責めないで。そして、少しずつでいい。その口グセを、「私にも、できるかもしれない」に、置き換えていきませんか。

あなたには、あなたが思っているより、ずっと価値があります

人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。あなたが、自分をもう少しだけ信じてあげられますように。

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