仕事も生活も、特に大きな不満があるわけじゃない。でも、ふとした瞬間に思う。「私、このままでいいのかな」。
はっきりした理由があるわけじゃないから、誰にも相談しにくい。そのまま抱えたまま、また今日が過ぎていく。
私にも、その感覚があります。この記事では、その正体と、どう向き合えばいいのかを、正直に書いてみます。
その「もやもや」の正体
言葉にしてみると、こんな感じでしょうか。
毎日が、同じことの繰り返しに感じる。 気づけば一週間が終わり、一ヶ月が終わっている。何かが積み上がっている実感がない。
年齢を重ねて、この先が見えない。 この働き方を、いつまで続けられるんだろう。同じ調子で、あと何年もやっていけるんだろうか。
収入や生活が、変わる気配がない。 頑張っているつもりなのに、状況が動かない。
周りが、先に進んでいる気がする。 結婚、昇進、新しい挑戦。自分だけが同じ場所にいるように見える。
どれか、当てはまりませんか。
そう思えるのは、ちゃんと考えている証拠です
まず、これを伝えたいです。「このままでいいのかな」と思えるのは、あなたが自分の人生をちゃんと考えているからです。
何も考えていない人は、そもそもこの疑問を持ちません。日々をこなすだけで精一杯なら、立ち止まる余裕もない。あなたは、ちゃんと立ち止まって、自分に問いかけている。それは、悪いことではなく、大事な感覚です。
だから、もやもやしている自分を「なにも行動できていない」と責めないでください。考えている時間も、ちゃんと必要な時間です。
焦って、大きく変えなくていい
「このままじゃダメだ」と思うと、つい大きな変化を求めてしまいます。仕事を辞める、転職する、資格を取る、引っ越す。
でも、焦って大きく動いた結果が、いつもいいとは限りません。 追い詰められた状態で選んだ道は、「もうどこでもいい」になりがちです。それで、また同じところに戻ってしまう。
もちろん、今の環境が本当につらいなら、離れることは立派な選択です。転職という選択肢について正直に書いた記事もあります。でも「なんとなくこのままでいいのか分からない」という段階なら、まだ大きく動かなくていいんです。
「小さく試す」ことから始めてみる
私がやってみて良かったのは、大きく変えるのではなく、小さく試すことでした。
いきなり仕事を辞めたり、人生の方向を変えたりするのではなくて、今の生活を続けながら、新しいことをひとつ、こっそり始めてみる。誰にも言わなくていいし、うまくいかなくてもいい。
やってみて分かったのは、「私にもできることがあった」という小さな発見が、思っていたよりずっと効くということです。もやもやの正体は「先が見えない」ことなので、何か一つでも自分で動かせるものがあると、それだけで空気が変わります。
大きな結果はすぐには出ません。でも、「同じことの繰り返し」だった毎日に、少しだけ違う色がつく。それだけで、十分価値があります。自信は「育てるもの」だという話も、別の記事に書いています。
周りと比べても、答えは出ません
「周りが先に進んでいる気がする」この感覚は、本当につらいですよね。
でも、見えているのは相手の一部だけです。進んでいるように見える人にも、見えないところに迷いや停滞がある。人と比べて落ち込んでしまう時の考え方は、別の記事にまとめました。
比べる相手は、他人ではなく「昨日の自分」で十分です。
一人で考え続けても、答えは出ないことが多い
そして、いちばん現実的なこと。
「このままでいいのか」は、一人で考え続けても、たいてい答えが出ません。 同じ思考をぐるぐる回るだけで、疲れていく。私もそうでした。
そんな時は、誰かに話してみると、驚くほど整理されることがあります。人に説明しようとすると、自分の中でぼんやりしていたものが、言葉になるからです。
身近な人に話しにくいなら、キャリアコーチングという選択肢もあります。転職を勧められる場ではなく、「自分は何を大事にしたいのか」を一緒に整理する場です。30〜40代向けのサービスもあります。
※コーチング自体は有料のサービスですが、事前の面談は無料です。まず話を聞いてみて、合わなければそれで終わりで構いません。

最後に
「このままでいいのかな」という問いに、すぐ答えを出さなくて大丈夫です。
焦って大きく変えなくていい。小さく試して、話してみて、少しずつ輪郭がはっきりしてくればいい。
考えているあなたは、止まっているわけではありません。ちゃんと、進んでいます。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。あなたの毎日に、少しずつ光が差しますように。


コメント