ふとした夜に、急に怖くなることがあります。「このまま一人で、生きていけるんだろうか」。
具体的に何かが起きたわけじゃない。でも、考え始めると止まらなくなる。
私も、同じ不安を抱えてきました。この記事では、その不安との付き合い方について、正直に書いてみます。
その不安の正体
言葉にすると、こんなところでしょうか。
病気やケガで働けなくなったら、どうしよう。 収入が止まったら、生活はどうなるんだろう。
老後の生活が、まったく想像できない。 年金だけで暮らせるのか。今のままで足りるのか。
収入が上がる見込みがない。 頑張っても、状況が変わる気配がない。
いざという時に、頼れる人がいない。 一人だから、全部自分で背負うしかない。
どれも、はっきりした答えが出ないものばかりです。だから、考え始めると苦しくなる。
不安になるのは、当然です
まず、これを伝えたいです。その不安は、あなたが心配性だからではありません。
一人で生きていくということは、収入も、生活も、もしもの時も、全部を自分で背負っているということです。背負っているものが重いのだから、不安になって当たり前。
「みんなやっていることなのに」と自分を責めないでください。不安を感じているのは、あなたがちゃんと現実を見ているからです。
知らないことが、不安を大きくしている
そのうえで、私が気づいたことがあります。
不安の大部分は「分からない」から来ている、ということです。
いくら必要なのか分からない。制度がどうなっているのか分からない。だから、実際より大きく感じてしまう。
だから、調べる、知ることだけでも、少し楽になります。 全部を解決しなくていい。「こういう制度があるんだ」「思ったより最低限は何とかなるかも」と分かるだけで、輪郭がはっきりして、漠然とした恐怖が減ります。
たとえば、働けなくなった時の公的な制度、失業時の手続き、年金の見込み額。どれも、調べれば情報は出てきます。私も、契約更新のたびに不安になる中で、少しずつ調べるようになりました。派遣で働くことのお金の不安については、別の記事にも書いています。
全部は無理でも、「少しずつ」なら
お金の不安に対して、一気に解決する方法はありません。宝くじが当たるわけでもないし、急に収入が倍になるわけでもない。
でも、「少しずつ」ならできることがあります。
私も、大きな額ではありませんが、少しずつ積み立てをしています。毎月の生活はギリギリなので、本当に少額です。それでも「何もしていない」から「少しはしている」に変わっただけで、気持ちがずいぶん違いました。
金額の問題ではなく、「自分でコントロールできることが一つある」という感覚が、不安を小さくしてくれるんだと思います。
※お金の増やし方や制度については、人によって状況がまったく違います。私は専門家ではないので、具体的な方法は、金融機関の窓口や公的な相談先で確認してください。この記事は、あくまで「不安との付き合い方」の話です。
一人で抱えず、相談先を知っておく
そして、これが大事だと思っています。
「いざという時に頼れる場所」を、先に知っておくこと。
- お住まいの自治体の生活相談窓口
- 社会福祉協議会
- 年金や保険については、年金事務所や加入先
こういう場所があると知っているだけで、「本当にどうしようもなくなったら、ここがある」というお守りになります。使わなくていいんです。知っておくだけで、心の重さが変わります。
それでも、夜に不安が押し寄せる時は
考え方は分かっていても、夜になると不安がぶり返す。そんな日もありますよね。
一人で考えがぐるぐるしてしまう時は、利害関係のない第三者に話してみるのもひとつの方法です。話すうちに、「私が本当に怖いのは、お金そのものじゃなかった」と気づくこともあります。オンラインカウンセリングについて正直にまとめた記事も、よければどうぞ。
一人の時間と不安の付き合い方については、こちらにも書きました。
最後に
一人で生きていく不安は、消えないかもしれません。でも、少しずつ小さくすることはできます。
調べる。少しだけ備える。相談先を知っておく。
それだけで、「何も分からない」から「少しは分かる」に変わります。あなたはちゃんと、自分の人生を考えています。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。お金の不安とも、ちょうどいい距離で。


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