些細なことで、イライラしてしまう。
電車で押された。返事が遅い。同じことを何度も言われた。あとから思えば大したことないのに、その瞬間はどうしても抑えられない。
そして、イライラした自分に、またイライラする。そんな繰り返しになっていませんか。
イライラは、悪い感情ではありません
まず、これを伝えたいです。
イライラは、あなたの中の「これは嫌だ」というサインです。
大事にしている時間を邪魔された。自分のペースを乱された。わかってほしいのに、わかってもらえない。怒りは、あなたが大切にしているものを守ろうとして出てきます。
だから、イライラすること自体を責めなくていいんです。
イライラしやすい日には、理由があります
同じことでも、平気な日と、どうしても許せない日がありますよね。
その違いは、多くの場合、出来事ではなく、あなたの状態です。
- 寝不足が続いている
- お腹が空いている
- 疲れがたまっている
- 生理周期や体調の波
余裕がない時ほど、小さなことが大きく感じられます。 イライラしている時は、心より先に体の状態を疑ってみてください。自分の機嫌を自分で取る方法は、別の記事にまとめています。寝ても疲れが取れない時のことも、こちらに書きました。
その場で、少しだけ落ち着く方法
① 言葉にする前に、一拍置く
怒りの波は、少し時間を置くと和らぐと言われています。言い返したくなったら、まず深呼吸をひとつ。
② その場を離れる
お手洗いに行く、飲み物を取りに行く。物理的に離れるだけで、気持ちが切り替わりやすくなります。
③ 心の中で実況する
「今、私はイライラしている」と、頭の中で言葉にしてみる。自分の気持ちを外から眺めると、少し冷静になれます。
あとで、何にイライラしたのか見てみる
落ち着いたら、少しだけ振り返ってみてください。
- 何が嫌だったのか
- 本当は、どうしてほしかったのか
イライラの奥には、たいてい「わかってほしい」「大事にしてほしい」という気持ちがあります。それが分かると、次に同じ場面で、少し違う対応ができるようになります。
ためこまない
イライラを飲み込み続けると、ある日まとめて爆発します。
紙に書き出す。体を動かす。信頼できる人に話す。小さく外に出す方法を、いくつか持っておいてください。
苦手な人と同じ空間にいてイライラしてしまう時のことは、別の記事にも書きました。
ぶつけてしまった時は
人にきつく当たってしまったら、短く謝れば十分です。
「さっきは言い方がきつかった、ごめんね」
長い言い訳はいりません。誰でも余裕がない日はあります。 あなただけではありません。
⚠️ イライラが長く続く時は
- ほとんど毎日、強いイライラが続いている
- 眠れない、食欲がないなど、体にも出ている
- 自分でもコントロールできないと感じる
こういう時は、心や体の不調が関係していることもあります。無理せず医療機関に相談してください。
そこまでではないけれど、誰かに話を聞いてほしい時は、利害関係のない第三者に話してみるのもひとつです。オンラインカウンセリングについて正直にまとめた記事も、よければどうぞ。
最後に
イライラするのは、あなたが心の狭い人だからではありません。大事にしたいものが、ちゃんとあるからです。
責めずに、少し距離を取って、自分の状態を整えて。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。イライラとも、ちょうどいい距離で。

