スーパーに行くたびに、値段が上がっている。光熱費も、日用品も。
私の周りでも、「家賃の値上げ通知が来た」という話をよく聞くようになりました。
出ていくお金は増えるのに、入ってくるお金は変わらない。この不安、本当に切実ですよね。この記事では、給料が上がらない時の考え方について書きます。
まず、あなたの頑張りが足りないからではありません
いちばん最初に、これを伝えたいです。
給料が上がらないのは、あなたの努力不足とは限りません。
給料は、本人の頑張りだけで決まるものではないからです。
- 会社に、そもそも昇給の仕組みがない
- 業界全体の給料水準が低い
- 働き方(派遣・契約・パートなど)によって、上がりにくい仕組みになっている
どれも、個人の努力ではどうにもならない部分です。だから、「私が頑張っていないから」と自分を責める必要はありません。
上がらない理由を、分けて考えてみる
とはいえ、何もしないと状況は変わりません。まずは、なぜ上がらないのかを整理してみてください。
会社の仕組みの問題
昇給の基準が決まっていない、何年いても変わらない。この場合は、いくら頑張っても上がりにくいです。
評価されにくい仕事をしている
ミスを防ぐ、周りをフォローする。そういう仕事は、目に見えにくいぶん評価されにくいものです。見えにくい頑張りについては、別の記事にも書きました。
働き方の仕組み
雇用形態によっては、最初から昇給の幅が小さく設定されていることもあります。
今の職場で、できること
昇給の基準を聞いてみる
「どのような評価だと、昇給の対象になりますか」
聞きにくいかもしれませんが、基準が分からないまま頑張るのは、地図なしで歩くのと同じです。答えが曖昧なら、それもひとつの答えです。
自分の実績を、言葉にして伝える
評価の面談などで、「何をしてきたか」を具体的に伝える。言わなければ、伝わらないことも多いです。日頃から自分の記録を残しておくと、こういう時に役立ちます。
外の相場を、知っておく
ここが、いちばん大事かもしれません。
今の仕事が、外ではいくらで求められているのか。
求人を見るだけでも、分かることがあります。
- 同じような仕事で、もっと条件のいい求人があるか
- 自分の経験は、外でどう評価されそうか
知っているだけで、「ここしかない」という気持ちから少し離れられます。 辞めるかどうかは、そのあとで考えればいいんです。
環境を変えるという選択肢
今の職場で上がる見込みがないなら、場所を変えることも選択肢です。
ただ、正直に書いておきます。転職すれば必ず給料が上がる、とは限りません。 条件だけで選ぶと、別のしんどさが出てくることもあります。
だからこそ、一人で判断せず、外の情報を集めるところから始めてみてください。何度も職場を変えてきた私の考え方は、こちらの記事に書きました。転職という選択肢について正直にまとめた記事も、よければどうぞ。
焦って、決めなくていい
お金の不安は、判断を急がせます。
でも、焦って動くと、かえって条件の悪い選択をしてしまうこともあります。生活の見通しを立てながら、少しずつで大丈夫です。お金の不安との付き合い方については、別の記事にまとめています。
最後に
給料が上がらないのは、あなたが劣っているからではありません。仕組みの中で、上がりにくい場所にいるだけのこともあります。
自分を責めるより、まず知ること。今の職場の基準と、外の相場。それだけで、見える景色が変わってきます。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。お金の不安とも、少しずつ距離を取りながら。

