「どうしてですか?」と聞いても、返ってくるのは「いいから」。
理由も説明もなく、ただ「いいから、そうして」と押さえつけられる。
何度聞き直しても、「いいから」「いいから」。納得できないまま従って、案の定うまくいかなくて。なのに、説明もなく不機嫌な態度を向けられて、「私、何かした?」と、不安でいっぱいになる。
私は、ある場所で、これを経験しました。そして正直に言うと、「いいから」という言葉が、今では少し、怖い言葉になっています。
なぜ、こんなに傷つくのか
「いいから」は、ただの一言に見えて、実はとても重い言葉です。
だって、それは、あなたの「どうして?」という疑問も、「納得したいのに」という気持ちも、まるごと”どうでもいい”と扱われること。一生懸命、誠実に向き合おうとしている人ほど、そうやって押さえつけられると、深く傷つきます。あなたが弱いからじゃない。真面目だからこそ、痛いんです。
それでも、覚えておいてほしいこと
① その「いいから」は、相手の問題かもしれない
きちんと説明できる人は、ちゃんと説明します。「いいから」しか言えないのは、相手自身が、うまく説明できなかったり、余裕がなかったりするから、ということも多い。あなたの理解力の問題ではありません。
② あなただけが、そう感じているわけじゃない
「私が過敏なのかな」と思わないで。後から、他の人も同じように困っていたと分かること、よくあります。あなたの「おかしい」という感覚は、たいてい、正しいんです。
③ 真に受けて、自分を責めないで
理不尽に押さえつけられた時、つい「私が悪いのかな」と拾いに行ってしまう。でも、それは相手の態度の問題。あなたが背負う必要はありません。
④ 限界なら、その場を離れていい
我慢し続けることだけが、正解じゃない。心がすり減るほどつらいなら、距離を取っていい。休んでいい。逃げてもいい。あなたの心と体より、大事な仕事はありません。
最後に
世の中には、悪気なく、ただ伝え方が下手なだけの人もいます。でも、たとえ相手に悪気がなくても、あなたが傷ついたなら、その気持ちは正当です。
あなたの疑問も、気持ちも、「どうでもいいもの」なんかじゃない。ちゃんと、大切なもの。どうか、自分で自分の気持ち、相手の気持ちまで「いいから」と片付けないであげてください。あなたが本当に感じた「道徳」や「倫理」で行動してください。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。あなたの心が、少しでも軽くなりますように。


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