仕事から帰ってきて、そのまま動けない。ごはんとお風呂で精一杯で、気づけば寝ている。休みの日は、寝て終わる。
「みんな普通にやっているのに、私だけどうして」。そう思っていませんか。
私も、長時間働いていた時期があります。そして今は、勤務時間の短い働き方を選びました。この記事では、フルタイムがきつい時の考え方と、他の選択肢についてお話しします。
フルタイムのきつさは、こんなところに出ます
- 帰宅後、何もできない。ごはんとお風呂で一日が終わる
- 休みの日は、回復のためだけに寝て終わる
- 以前より疲れが抜けなくなった。体力的に限界を感じる
- 家事も、自分の時間も、まったく取れない
つまり「働く」以外の時間が、生活からなくなっている状態です。
これは、ぜいたくな悩みではありません。生活が仕事だけになると、心も体も、ゆっくり削られていきます。
きついのは、根性の問題じゃありません
「みんなやっていることなのに」と、自分を責めていませんか。
でも、体力も、通勤時間も、家庭の事情も、人によってまったく違います。 同じ8時間でも、通勤に往復2時間かかる人と、15分の人ではぜんぜん違う。持病がある人、家族のケアがある人、もともと体力に個人差がある人。同じ条件で比べること自体が、無理なんです。
だから、「私だけきつい」のではなく、「私にはこの条件がきつい」。それだけのことです。
時短・在宅という働き方があります
「正社員フルタイム」だけが働き方ではありません。
- 時短勤務(1日6時間など、短い勤務時間)
- 在宅・リモートワーク(通勤時間がなくなるだけで、体力の消耗はまったく違います)
- 週4日勤務などの働き方
こういう求人は、確かに数は多くありません。でも、探せばちゃんとあります。
特に「通勤がなくなる」効果は、想像以上に大きいです。往復2時間の通勤がゼロになれば、その分をまるごと休息や生活に回せます。同じ勤務時間でも、体の負担が変わります。
正直に書きます:収入は、減ります
きれいごとを言いたくないので、はっきり書きます。時短にすれば、収入は減ります。 ここは避けられません。
私自身、長く働いていた頃と比べると、勤務時間を短くしてから収入は下がりました。生活は正直、楽ではありません。
でも、体を壊して働けなくなったら、収入はゼロになります。 心が折れて長く休むことになれば、失うものはもっと大きい。
だから、天秤にかけてほしいんです。「今の収入」と「続けられる健康」。どちらを優先する時期なのかを、自分で決めていい。ずっと時短でいる必要もありません。体力が戻ったら、また働き方を変えてもいいんです。
探し方を知らないだけ、ということも多いです
「時短の仕事なんてない」と思っている方は、単に探し方を知らないだけかもしれません。
- 時短・リモートに特化した求人サービスがあります
- 逆求人型(自分の希望を登録しておくと、条件に合う企業から声がかかる仕組み)もあります。自分で探し回らなくていいので、疲れている時ほど向いています
- 派遣の場合は、派遣会社の担当さんに「時短の案件はありますか」と聞くのがいちばん早いです
特に、家庭やお子さんとの両立を考えている方には、時短勤務や柔軟な働き方の求人に特化した転職エージェントもあります。「フルタイムは無理だけど、働き続けたい」という前提で相談できるのは、心強いと思います。

いきなり応募しなくていいんです。「どんな求人があるのか眺めてみる」だけでも、選択肢が見えて心が軽くなります。 転職という選択肢について正直に書いた記事も、よければどうぞ。
それでも、今すぐ変えられない時は
事情があって、すぐには働き方を変えられない人もいると思います。その場合は、削れるところを削って、休息を優先してください。
家事は完璧にしない。休みの日に予定を入れすぎない。有給を我慢しない。上手な休み方については、別の記事にも書いています。有給が取りづらい職場のことも、まとめました。
最後に
フルタイムがきついのは、あなたが弱いからではありません。その条件が、今のあなたに合っていないだけです。
働き方は、一つではありません。収入と体力のバランスは、その時々で変えていい。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。仕事とも、ちょうどいい距離で付き合えますように。


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