本当は意見があるのに、反対されるのが怖くて言えない。頼みたいことも、断りたいことも、飲み込んでしまう。やってみたいことがあっても、「変に思われたら」と一歩が出ない。
「嫌われたくない」その気持ちが、いつのまにか、あなたの行動にブレーキをかけていませんか?
私も、ずっとそうでした。今日は、嫌われるのが怖くて動けなかった私が、少しだけ身軽になれた話を書きます。
「嫌われたくない」は、悪いことじゃない
まず、これだけは言わせてください。嫌われたくないと思うのは、ごく自然なこと。人とうまくやりたい、和を大切にしたい、その気持ちは、あなたの優しさです。
ただ、その気持ちが強すぎると、こんなふうに、自分を縛る鎖にもなってしまいます。
「嫌われたくない」が、奪っていったもの
振り返ると、私はこんなものを、静かに手放してきました。
自分の意見と、自分らしさ。いつも相手に合わせているうちに、自分が本当はどう思っているのか、分からなくなっていきました。
やりたいことへの、一歩。「変に思われたら」「失敗して笑われたら」。そう考えて、挑戦する前に、あきらめてきました。
対等な人間関係。いつも下手に出て、我慢する側に回り続けて。気づけば、しんどいのはいつも自分でした。
心の安らぎ。常に人の顔色をうかがっているから、誰といても、どこか気が休まらない。
嫌われないための我慢が、少しずつ、私の人生を小さくしていたんです。
少しずつ、身軽になれたこと
① 全員に好かれるのは、そもそも無理
これは、ある時ストンと腑に落ちました。どんなに素敵な人でも、有名人でも、必ずアンチはいる。「全員に好かれる」なんて、誰にも達成できないんです。
だとしたら、無理なことのために自分を殺すより、「合う人に好かれれば十分」。そう思えたら、肩の荷がひとつ、下りました。
② 嫌われても大丈夫な相手が、ちゃんといる
怖くて本音を見せられなかった私ですが、思い切って少し見せてみたら、離れていくどころか、「そう思ってたんだ」と、むしろ距離が縮まった相手がいました。
本当に大切にしてくれる人は、あなたが意見を言っても、断っても、嫌いになったりしません。むしろ、素のあなたを見せたほうが、関係は深まる。それを知ってから、少し怖くなくなりました。
③ 「嫌われる」の中身を、よく見てみる
「嫌われたくない」の”嫌われる”って、実はぼんやりした恐怖だったりします。
でも、よく考えると、あなたが意見を言ったくらいで離れる人なら、それは最初から、その程度の関係だったのかもしれない。あなたが我慢して守るほどの関係じゃなかった、ということもあるんです。
④ 小さく、自分を出してみる
いきなり大きく主張しなくていい。「私はこっちがいいな」「それはちょっと苦手かも」。そのくらいの小さな一歩からで、十分です。
小さく出してみて、世界が終わらないことを確かめる。その積み重ねが、「動けない自分」を、少しずつほどいていきます。
最後に
正直に言うと、私も、まだ怖い時があります。今も、本音を飲み込んでしまう日があります。
でも、「全員に好かれなくていい」「合う人に好かれれば十分」。そう思えるようになってから、自分の意見を言うのも、やりたいことに手を伸ばすのも、少しずつできるようになってきました。
嫌われるのが怖くて動けないのは、あなたが優しくて、まわりを大切にしてきた証拠です。だからこそ、その優しさを、もう少しだけ、自分にも分けてあげてください。
嫌われたくない気持ちの奥には、誰にも言えない不安が隠れていることがあります。一人で抱えきれなくなった時は、利害関係のない第三者に、そっと話してみるのもひとつです。占いやお悩み相談について書いた記事も、よければどうぞ。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。あなたが、嫌われる恐れより、なりたい自分を選べますように。


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