頼まれたことは、すぐやる。人との約束は、きちんと守る。
でも、自分のことになると「また今度でいいか」。
行きたかった場所、休みたかった日、気になっていた体の不調。気づけば、全部あと回しになっている。そんなことはありませんか。
なぜ、自分のことを後回しにしてしまうのか
理由は、人によっていろいろあります。
- 人を優先するのが、当たり前になっている
- 自分のことなら、我慢すればなんとかなると思っている
- 自分のために時間を使うことに、どこか罪悪感がある
- 後回しにしても、誰も困らないから
どれも、周りを大切にしてきた人ほど身についているものです。優しさの裏返しでもあります。
後回しが続くと、どうなるか
ただ、自分のことを後回しにし続けると、少しずつ影響が出てきます。
- 疲れが抜けないまま、次の予定が来る
- 体の小さなサインを、見逃してしまう
- ある日、急に全部が嫌になる
人のために動ける力は、自分の余裕から出てきます。 自分が空っぽになると、人に優しくする力も残らなくなります。
自分の予定を、「先に」入れる
いちばん効くのは、これです。
自分のための予定を、他の予定より先にカレンダーに書く。
- 美容院に行く日
- 何も予定を入れない休みの日
- 気になっていた病院に行く日
空いた時間に自分のことをする、ではなく、先に自分の枠を取っておく。 そうすると、人からの頼まれごとが入っても、「その日は予定があって」と言えるようになります。
1日1つだけ、自分を優先する
いきなり全部を変えなくて大丈夫です。
1日に1つだけ、自分を優先することを決める。
- 温かい飲み物を、座ってゆっくり飲む
- 頼まれごとを、ひとつだけ「明日でもいい?」と聞く
- 早めにお風呂に入って、早めに寝る
小さなことで十分です。自分の機嫌を自分で取る方法は、別の記事にもまとめました。
体のことだけは、後回しにしない
いろいろなことを後回しにしても、体のことだけは、後回しにしないでください。
「忙しいから」「大したことないから」と、気になる不調をそのままにしてしまう。でも、体のことは、早く見てもらうほど楽に済むことが多いです。
健康診断、気になっていた受診。それも、ちゃんとした「大事な予定」です。 体調が悪くても休めない時のことは、こちらの記事に書きました。
頼まれごとを、全部引き受けなくていい
自分の時間がないのは、人の分まで引き受けているからかもしれません。
全部を断る必要はありません。でも、すぐに「いいよ」と言わず、一度考える時間を取るだけで変わります。頼まれると断れない時のことは、別の記事にまとめています。
それでも、自分を後回しにしてしまう時は
「自分なんて後でいい」という気持ちが強い時、その奥には、自分を大切にしていいのか分からないという気持ちがあることもあります。
そういう時は、一人で抱えず、利害関係のない第三者に話してみるのもひとつです。オンラインカウンセリングについて正直にまとめた記事も、よければどうぞ。
最後に
自分のことを後回しにしてしまうのは、あなたが周りを大切にしてきたからです。
でも、あなたの予定も、ちゃんと大事な予定です。人を大切にするのと同じくらい、自分のことも大切にしていいんです。
人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。自分のことは、もう少し近くに。

