一緒にいると自己肯定感が下がる…そんな相手との、ほどよい距離の取り方

人間関係

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その人と会ったあと、なぜか気持ちが沈んでいる。特に何かをされたわけじゃないのに、自分に自信がなくなっている。

そんな相手が、あなたのまわりにもいませんか。

この記事では、「一緒にいると、なぜか自分が小さくなってしまう」と感じた時に、どう考えて距離を取ればいいのかをお話しします。相手を責めるためではなく、あなた自身を守るために。

こんな時、心はすり減っています

私自身が「この関係、しんどいな」と感じたのは、こんな時でした。

  • 否定や皮肉が多い。やんわりけなされたり、冗談の形で下げられたりする
  • 人と比べられる。マウントを取られる
  • 共感ではなく、比較で返される。「私なんてもっと大変だよ」で終わってしまう
  • 話をちゃんと聞いてもらえない。いつの間にか相手の話に戻っている
  • 正論で追い詰められる。正しいけれど、逃げ場がない
  • 終わったはずの過去の話を、何度も蒸し返される
  • 人を見下すような言い方や、誰かが傷つく冗談が多い
  • プライベートな話を、他の人に漏らされる

そして何より、会ったあと、理由は言えないけれど、どっと疲れている。

ひとつでも思い当たるなら、それはあなたが気にしすぎなのではなく、心が本当にすり減っているサインなんだと思います。

でも、「悪い人」とは限らない

ここで、正直に書いておきたいことがあります。

こういう相手を「ひどい人」「関わってはいけない人」と決めつけたくはありません。悪気なく言っている人もいるし、その人なりに一生懸命な場合もある。相手にも、そうなった背景があるのかもしれません。

それに、私だって、完璧な人間ではありません。 知らないうちに誰かを傷つけたことも、きっとあると思います。誰かにとっては、私が「一緒にいると疲れる人」かもしれない。

だから、この記事は「悪い人を見分けよう」という話ではないんです。ただ、合う・合わないは確かにある。それだけのことだと思っています。

相手ではなく、「会ったあとの自分」で判断する

じゃあ、どう見極めればいいのか。私がいちばん頼りにしているのは、この基準です。

その人と会ったあと、自分はどうなっているか。

相手の言動を分析して「これはモラハラかな」「悪気があるのかな」と考え始めると、答えは出ません。相手の心の中は、こちらには見えないからです。

でも、自分の状態は分かります。

  • 会ったあと、心が軽くなっているか。重くなっているか
  • 自分のことを、前より少し好きになれたか。嫌いになったか
  • 次に会うのが、楽しみか。少し気が重いか

これは、相手を裁く物差しではありません。あなたが、あなたを守るための物差しです。心が重くなる関係が続いているなら、その事実だけで十分。理由を証明する必要はありません。

人の機嫌に振り回されて疲れてしまう時の考え方は、別の記事にも書いています。

人は変えられない。変えられるのは、距離だけ

ここが、いちばん伝えたいことです。

「言えば分かってくれるかも」「私の伝え方が悪いのかも」そう思って、関係を良くしようと頑張ってきたかもしれません。でも、残念ながら、人は変えられません。

変えられるのは、自分と相手のあいだの距離だけ。だから、相手を変えようとするエネルギーを、「自分にとってちょうどいい距離はどこか」を見極めることに使ってあげてください。

そのほうが、ずっと現実的で、ずっと自分に優しい。

全部を切らなくていい。頻度を減らすだけでも

距離を取る、と聞くと「縁を切る」ようで、ハードルが高く感じるかもしれません。でも、そこまでしなくていいんです。

  • 会う回数を減らす
  • 二人きりを避けて、複数人の場にする
  • 連絡の返信を、少しゆっくりにする
  • 深い話は、しない

これだけで、心の消耗はずいぶん変わります。ゼロか百かではなく、その人とは”このくらい”、と自分で決める。 それが、ほどよい距離です。

職場など、離れられない相手との付き合い方については、こちらの記事も参考にしてみてください。

「一緒にいると軽くなる人」を、大切に

最後に、こちらのほうがずっと大事なこと。

自信を下げる人を探すより、一緒にいると心が軽くなる人を大切にしてください。

会ったあと、なんだか元気になっている。飾らずに話せる。別れたあとに「また会いたいな」と思える。そういう人は、いるだけで宝物です。数は少なくていい。その人たちとの時間を、意識して増やしてみてください。

すり減る関係を減らして、軽くなる関係を増やす。それだけで、自己肯定感はゆっくり戻っていきます。気を使いすぎて疲れてしまう方は、こちらの記事もどうぞ。

それでも、しんどさが抜けない時は

長くその関係の中にいると、「私が悪いのかな」という考えが、なかなか抜けません。誰にも言えずに抱えてしまうこともあります。

そんな時は、利害関係のない第三者に話してみるのもひとつの方法です。話しているうちに、「あ、私はずっと我慢していたんだ」と気づけることがあります。オンラインカウンセリングについて正直にまとめた記事も、よければどうぞ。

最後に

あなたの自己肯定感が下がるのは、あなたに価値がないからではありません。ただ、その関係の中では、あなたが小さく感じる状況になってしまうというだけのこと。

人は変えられないけれど、距離は変えられます。

人にも、自分にも、ちょうどいい距離で。あなたが、あなたらしくいられる場所が増えますように。

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